ずくなし

「ずく」が無いので庭を走る長野電鉄、183・9系以外あまり出てこないらしい。

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車内散策14~富山地方鉄道16010形~

久々のこのコーナー。
ネタは集まれど後回しが続き暇にまかせて書き殴る14回目。

富山地鉄の16010形。
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言わずもがな元を正せば西武鉄道の初代レッドアローでございまして、
3連2本が95年頃に譲渡され今に至ります。
個人的には西武のより地鉄の方が馴染んでしまっています。
なにより、生まれて約30年、西武鉄道そのものを使った事がないもので・・・

さて、その車内。
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譲渡された当初はデッキの仕切りはそのまま、レッドアローの仕様からほぼいじらずに
地鉄にぶち込んだそうですが、さすがにラッシュ時やワンマン運転で
難があったのかデッキは撤去されました。
ただ、ドアは419系よろしく2ツ折りの狭い扉ですので、
ラッシュ時は少々辛そうです。

扉付近には整理券発券機やICカードリーダーが取り付けられているので、
ワンマン運転もなんのその。
「特急専用」と割り切って車内はほとんど手を付けていない
長野電鉄のゆけむり、お猿特急とは対照的な手の入れ方です。

シート自体はリクライニングシートがそのまま。
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枕カバーは清掃も容易なビニールタイプのものをかぶせてあり、
この辺りは189系彩野の東武直通運用の時とイメージが重なります。

まぁガワは西武ながら、足回りは485系流用のMT54+DT32の鉄板コンビですから、
乗ってしまえば乗り心地なんかは189系とイコール。
あの硬めのごろっとした乗り心地、好きです。

IMGP2064_20130604224112.jpg
リクライニング機能は生きていまして座り心地は良好。
角度は浅めですが短距離乗る分には十分な位。

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背面テーブルは無く唯一窓下にこの小テーブルがあるのみ。
ます寿司もハーフが載るかも怪しい申し訳程度の大きさ。
そして昭和の車の必須品(?)栓抜き完備。
果たして今車内に瓶ビール持ち込むような観光客はいるのだろうか。
形あれど影の薄い存在かもしれません。

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地鉄は車内にチャリンコ持ち込みOKですので、
あの狭い扉すり抜け鎮座するチャリンコなんて日常風景です。
特急車にチャリンコダイレクトインとかここだけだろうか。

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かつて特急車には自動販売機が付きものでしたが、それも今では下火。
ですが、地鉄では元洗面所スペースにドドンと1台装備。
どうせなら瓶コーラでも入れておけば、小テーブルの栓抜きも活きるでしょうにw

そしてアルプスエクスプレス仕様。
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バリバリの水戸岡デザイン、床は木がはめ込まれシートモケットも変更。
随分と雰囲気が変わり一般タイプとは同じ車両に見えないものです。
運用の都合で各駅停車にも入ってきますので、
ちょっと豪華な各駅停車に乗れることもしばしば。

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一部は従来のリクライニングシートを取り払い、
テーブルとベンチタイプのシートに変わった区画も。
外装はほぼオリジナル塗装を踏襲しながらも、車内はこの調子。
この内外装のギャップがうまく釣り合っている気がします。

アルプスエクスプレスをはじめ今年は2階建て車両を中古で投入、
観光用車両として飛ばすとか何とか。
そんな新しい話題もあり、久々に富山地鉄へ遊びに行きたくなる頃合い。
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| 車内散策 | 23:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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車内散策13~いすゞガーラSクラス~

川バスSクラス大試乗会の記事からあえて別記事にしました。
本カテゴリでは2回目のバス。
車内散策4の三菱パンダエアロと比較してみると、
今回のバスは凄いんだと言うのが分かります。
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ではゆるーりと車内を見て行きましょう。
IMGP4655.jpg
全景・・・には18mmレンズじゃなりませんでしたw
先に松電の新宿線で設定されたSクラスシート。
1車両の一部を1&2の3列にして広々とした空間となっており、
JRでいうところのグリーン車のような扱いです。
料金は通常料金+1000円。
松電は7席設置に対し今回新規設定の川バスは4席。
最前列に1&2の3席、2列目非公式側に1席の設置になっています。

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Sクラスのシート。
ヘッドレストの張り出しも程良く体のサポート性は抜群。
E2系のグリーン車のように上下可動式の枕も付いていていますし、
アームレストの下部にはAC100Vのアダプタも設置。
怒涛の豪華さを誇った183・9系のグレードアップG車に匹敵する
空間が再び長野⇔東京間の移動手段に復活と言ったところでしょうか。

既に新宿線夜行で独立3列車がかっ飛んでいますが、
通路の広さを考えると1&2配置の方が心なしか余裕を感じます。

IMGP4650.jpg
一般席。
センターアームレスト、フットレスト装備で従来車とこの辺は揃えてあります。
背面テーブルの設置が無いのでちょっと弁当を食べたり、
お菓子類を置いたりするには不便しそうです。
従来の高速車も導入年度によりテーブルの有無があり、
この辺は気まぐれなのか、はたまた何か理由があるのか…は不明です。

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Sクラス フルリクライニング状態。
レッグレストも搭載していますのでSクラス特典のブランケットを
掛ければきっとよーく眠れる事でしょう。

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一般席のフルリクライニング状態。
リクライニング角度はSクラスとどっこいか。
新宿線の夜行運用に入るので一般席でもリクライニング量はたっぷり確保。
ただ、後ろを気にしてバスだとなかなかフルリクライニングで
ふんぞり返る事もなかなかできないのもまた事実でして…w

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Sクラスと一般席の境目(非公式側)
シート幅はあからさまに違うのが目に見え、
Sクラスに誘われる空気をうまく出しているような、そうでもないような?
個人的にはこのシートに対して+1000円は出す価値アリと思います。

今のところ2月1日より川バス便の2往復のみの設定になっていますが、
今後好評なら松本-新宿線のように大増便もあるかもしれません。

そして驚くのがトイレ回り。
IMGP4653.jpg
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リアを全室トイレとして使っているので、パウダールームと銘打って
化粧も着替えも余裕な広さを確保しています。
トイレで本を読む宜しくない習慣を持つ自分にとっては、
へたすりゃ乗車中にも本を持ち込みかねないぞ、これは。(やりませんよ)

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で、まさかね…とカーテンを開けたら…まぁ見事な後展望w
外部から見るとスモークウィンドウに処理されていますが、
用を足しながら流れゆく高速道路の夜景を見る事も可能。
狭い、暗い、落ち着かない、ないより安心と割り切っていたバスのトイレですが、
良い意味でこれまでの概念を打ち破いてくれた空間に感心。
これでお腹が痛い日も安心♪

と言う事でざっくりとSクラス車の車内散策でした。
2月はお試し期間でSクラス料金は500円と半額。
ぜひお試しあれ。

| 車内散策 | 21:28 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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車内散策12~183系大宮車~

1ヵ月に1発程度上げられれば…と思うこのコーナー。
思うだけでなかなか進みませんがその12。

IMGP8236-1.jpg
183系大宮車。
元々は松本や幕張で特急運用に就いていた183系ですが、
E257系の進出で特急運用から波動用へと活躍の場を移しました。
その転属先は新前橋、田町、豊田、小山。
中でも新前橋の編成は特急運用も比較的多かったためか、
幕張から来たGU車とTcを組み込む組成変更を経て、
小山の彩野と共に大宮へと転属になり今へ至る訳です。

そんな大宮車の車内。
車両の生い立ちからざっと3つに分類できます。
IMGP3119_20111203214440.jpg
元幕張車。
183系発祥の地でもある千葉のクルマは最後まで国鉄特急色を纏い、
生え抜きの車両は長野とは異なり車内も簡易的な改良で済ませてありました。
幕張を出て随分と経ちますが、独特な消毒臭は抜けきっていない不思議。
房総特急に思いを馳せたい方どうぞご乗車を。

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シートはR51Nの改良版。
とはいえ、クッション交換&アームレスト脇に小テーブル設置程度。
14系座席車や485系でも幅広く投入されたバージョンなので、
どこかしらで乗った事ある方も多いはず。

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で、リクライニング量はベースより浅くなっています。
座面もバネの張りが半端で、着座位置がいつまで経ってもしっくり来ず、
唯一ポイントなのは脇の小テーブル。
と言いたいのですが、脇にテーブルもあるのですがこれまた頼りなく、
お茶と釜めしなんぞ乗っけた日にはへし折れそうで…

初期のC編成充当のML信州でこの座席と一晩過ごしましたが、
申し訳ないんだけど蹴り飛ばしてやろうかと思ったシート。
(個人的な意見ですので、お気に入りの方ごめんなさい)

そしてもう片方のTcは松本区からの車両。
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GU車は思いっきし手の込んだ改造した反動だか知りませんが、
幕張区のシート以上にオリジナルに近いR51AN搭載。
モケットとデッキの仕切りを見なければ限りなく国鉄。

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テーブルは窓側のジュース1本おける程度の1ヶ所のみ。
お弁当食うのも一苦労します。
ただ、意外や意外。クッションを厚くしバケット化した甲斐もあり、
座り心地は幕張のR51Nよか良いです。

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リクライニング角度は1段ながら良い線行ってます。
背ずりのリクライニングと同時に座面がせり出す構造ですが、
これが結構具合良いんですよね。
最近のJR東のシートは単独で座面スライドする機構もあるなど、
人間工学的に何か良い事があるのでしょうか。

そして大宮車の真打?
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もうすっかりお馴染みのグレードアップ改造車。
1987年にこの車内、派手な外装で出てきた183系を見て、
衝撃を受けた方も少なくない(らしい)グレードアップ車。
基本的にはあずさ時代と変わらずに使われています。

IMGP3126.jpg
シートは車内リニューアルの王道R55を搭載。
大きく張り出したヘッドレスト、背面テーブル、脚台にあった
ヒーター一式をサイドに寄せた事に依る足元空間確保など、
今でも特急で走らせても良い最低限のレベルは確保。

IMGP3127.jpg
リクライニング角度はR51ANとほぼどっこい。
ただフリーストップ化とピッチ拡大が功を奏し居住性はR55に軍配。
そして足元に金属カバーが引かれていますが、
これはシートピッチ変更用のレール跡。
あずさ、あさまでは普段指定席でも時期によって自由席に化ける号車がありました。
指定席時はピッチ960mmで設定し、自由席時はピッチを910mmに詰め、
1組シートを組みこんで4名定員増…と言うカラクリを目論んでの設置だったようです。
が、実際にわざわざいじった事はあったのでしょうか?
シート1列追加するだけでも大騒ぎですよね…

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初期グレードアップ車のハイデッキは170mmかさ上げ。
たばこ2箱分近くかさ上げされているので、
拡大された側窓と合わせ眺望性は申し分なし。
ただ、時代が変わってしまいました。
今後このような改造を受ける車両は出てこないでしょう…

長くなりましたが、183系列普通車の座席見本市のような大宮車。
臨時特急や代走などで乗る機会は比較的多い波動用車ですので、
3種類のシートを乗り比べる旅に出るのもよいでしょう。

| 車内散策 | 22:26 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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車内散策11~485系新潟車T編成~

11回目のこのコーナー。
最近ゆっくり車内を撮影できる機会(時間的にも周りの視線的にも)に恵まれずにいましたが、
昨日今日のくびき野乗車で軽く撮影出来ましたので何枚か。
IMGP1148.jpg
と言う事で今回は485系新潟車T編成。
485系と言えば全国津々浦々、そこらじゅうで走っている万能特急車で、
数ある国鉄特急型の中でも抜群に知名度と人気度の高い車種ではないでしょうか。
そんな485系も定期運用が残るのは新潟地区だけとなり、
現在の新潟には485系が111両在籍(今月DJ誌より)しているようです。

ここの485系も生え抜き車もいれば各地から転属してきた車両もいることから、
183系列以上に車内のバリエーションが多岐に渡り、
編成はおろか、同じ編成でもユニット毎にシートが違うのはもう当たり前。
全て把握するには結構な時間がかかりそうです。

まずはクロハ481から。IMGP1156.jpg
ロザは半室になっていて、2&2の4列配置。
かつて新潟雷鳥用にGU3列G車が存在し、一部は3000番台にも編入されましたが、
今ではサロ481は形式消滅し、クロハだけに。

IMGP1157.jpg
T-16編成のクロハ481-1010は秋田から転属してきた車両のようで、
シートはオーディオユニット付きで、青森のはつかり等で使用されていたものと同一。
JR初期に発刊された車両カタログに乗っている写真と比べ、
シートモケットが新潟仕様になっているので別物のような雰囲気に。
オーディオユニットは金属製のプレートで埋没処理済み。
ピッチは一般G車の1140mmより広く見えますが、実際どんなもんでしょう?

仕切り板1枚を挟んでハザ部
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3000番台と同一の座面スライド付きシートになっています。
くびき野では指定席区画として販売されているので、
いつも自由席しか使わない自分にとっては縁の無い区画。

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ピッチは910mmのまま。
3000番台も910mmのままいじくっていないので、居住性は3000番台とイコールか。
このシート、スライド機構も含めなかなか座り心地が良く、
やや硬めのクッションと合わせ長距離乗るには個人的に◎
スライド機構があるだけで910mmのピッチでも余裕が感じられ、
何だかとっても不思議な感覚です。
そして、通常時は背ずりが直角なのは仕様ですね。
この状態で乗り通す漢はおらぬものかw

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商店街の床屋さんの入り口みたいな自動ドアを抜けると…

散髪台ではなくモハユニット
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R55系列とはちょっと違うように見えるシート。
形式は不明ですが新潟車では比較的多くの車両に見られ、
T編成に乗ってこのシートに当たった方も多いのではないでしょうか。

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センターアームレストは無く落ち着きません。
京都の出張帰りに北越で金沢-直江津を何度もこのシートで乗りましたが、
ちょいと柔らかめのクッションにズボッとケツが沈み込むので、
何度も着座位置を直す羽目になり、個人的には避けたいシート。
でも、乗ると大抵こいつなんだよなぁw
なお、背ずりはR51系列に負けず限りなく薄っぺらいですが、
お弁当が乗る位の背面テーブルはしっかりあります。

で、また別のユニットに移れば…
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今度はグレードアップ車。
1編成でシートが4種類もあるとかまぁカオスです。
くびき野に乗り慣れた人はGU車が組まれている4・5号車狙いする人もいるかも。
ベースとしては183系あずさとほぼ同等の設備になっていて、
天井はルーバー仕上げ、ハイデッカーも170mmの圧迫仕様。

IMGP1179_20110925231917.jpg
シートはGU車お馴染みのR55系列ですが、背ずりが薄っぺらく
ヘッドレストの張り出しが少ないので、あさまやあずさのとはまた違った趣。
ひとつ◎をあげたいのがさりげなく設置された鉄パイプのフットレスト。
足を延ばせないのが難点ですが、あると無いとではやはり違うものです。
さすがに170mmのハイデッカーは視点が高くなり、
一般車との眺望性の違いは目に見えて分かります。

かつて新潟雷鳥用に9連オールGU車の編成がいましたが、
真っ先に淘汰された辺りを見ると、バリアフリーが叫ばれるこのご時世、
このハイデッカーが仇では?と勘繰ってしまいます。
まぁ1500番台や初期車メインだったからだとは思うのですが。

今回はT-16編成から抽出しましたが、知っている限りではまだ数種類シートがあり、
完全には捕え切れていないのが現状です。
全国で最後の定期運用に入る485系。
ぜひカオスな車内を求めつつ、荒ぶる日本海を眺め直江津の
かに寿司でも頬張る旅に出てはいかがでしょうか。

| 車内散策 | 07:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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車内散策10~189系グレードアップ車~

完全非鉄の今週末。
ネタが無い時のこのコーナー。緩く参りましょう、車内散策10回目。


信越線や中央線の主役としてバンバン走っていた183・9系も、
JR化後は車内の陳腐化が目立つようになり、
高速バスとの熾烈な争いも進むなど改善せざるを得ない状況に。
そんな中、87年の年末に颯爽とデビューしたのがグレードアップあずさでした。
指定席とグリーン車は当時流行りのハイデッカー化、側窓拡大、
シート一式の交換などまるで新車のような大改造を施しました。
GU改造も好評だったのか、その後は485系上沼垂車や189系あさまにも拡大。
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今回はその中から189系のグレードアップ車を。
で、実車の写真が白馬Alps花三昧号なのに快速アルプスを出すC2編成ってのも
マニアックかと思ったのですが、側窓の大きさの違いが分かりやすいかと思いチョイス。
大きな側窓はハイデッカーも相まって眺望性はとても良好でした。

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てっぱくのランチトレインより。
普通車は120mmのハイデッカー化、シートのR55系への換装、天井や側壁張り替えなど
ほぼ新車に近いような所まで手が加えられました。
あずさ用は座席部分が通路に対し170mmもかさ上げされたので、
随分と圧迫感がありましたが、189系は50mm下げた事で眺望性は確保しつつ、
車内の開放感を向上させる事ができ、グレードアップ改造の集大成として
完成された形と言ってもよいのでしょうか。

ちなみに、運用上で一般車とGU車は分けられていた事もあり、
時刻表には「デラックス車両で運転」と注記が入れられていました。
最近「デラックス」という表現もあまり聞かなくなりましたね。
あ、某芸能人がいたかw

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中央ライナー時代のモハ189。
シートはお馴染みのR55系でホールド性のあるヘッドレスト、
適度な硬さで体を支えるクッションなど座って良し、寝て良しな1つ(個人的にね)
リクライニング角度自体はR51AN等とほぼ同角度しか倒れませんが、
フリーストップ化で自由度は抜群。
ピッチはTcが970mm、MM'が960mmと従来より50~60mm拡大。
側窓は上方への拡大以外はいじっていないため、
窓枠が真横に来る席が生じたのは唯一の残念賞。

s-IMGP6478.jpg
そして普通車以上に大変な事になったグリーン車。
ご覧の通り1&2の3列で大型シートが展開する豪華空間に。
特急あさまやあずさ時代はとてもグリーン料金何か出せる訳もなく、
高嶺の花、指をくわえてデッキからそーっと覗き込む異空間も、
晩年はムーンライト信州や中央ライナーで乗車券+数百~千円で乗れてしまいました。
かつての特急時代に思いを馳せ、ムーンライト信州で初グリーンを体験したり、
サンドウィッチとお茶を買い込み東京-高尾間を乗り通したのも良き思い出。

s-fd34.jpg
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1列も2列も1人当たりの専有面積は大幅に広がり、
中央ライナーで暇つぶしをしていた当時の自分の体型では、
正直言って幅を持て余し落ち着かないモノでした。
が、きっとそれは「グリーン車」という異空間に体が落ち着かなかったんだと思います。
シート自体は普通車に比べると座面がフワフワしており、
ズボッとケツが沈み込むような、応接のソファのような心地と言いましょうか。
もう一度乗車してみたい車両の一つですが、
残念ながら183系も189系もサロは消滅しており過去の物に。

かつての転属があると「GU車だから優先的に残る」と言った図式もありましたが、
波動用がメインとなった今では1両辺り定員マイナス4名は痛手なのか、
一般車両が多く残る結果となり、GU車を体験できるのも
大宮車と田町車の一部車両だけになりました。

アコモ改善のエポックメイキング的な存在ともいえるグレードアップ車。
183・9系の歴史の中の目玉として扱っても良い事かもしれません。

来週上京予定なので、その時にランチトレインでゆっくり眺めてきましょうか。

| 車内散策 | 17:12 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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車内散策9~長野電鉄2100系~

デビューから3ヶ月近く経ち、すっかり長野の景色にも馴染んできた
スノーモンキー事長野電鉄2100系。
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車両の出所は今更書くまでも無いのですがJR東日本の253系。
都心から成田空港へ京成スカイライナーやリムジンバスとの熾烈な
戦いを勝ち抜いてきたN'EXも早々2代目へ世代交代。
3連2本が長野電鉄へ電撃移籍を果たし、通勤輸送から温泉客まで
幅広くカバーする役目を受ける事となりました。

さて、実車は運行開始初日の2月26日に早々と初乗車は済ませていたのですが、
当日は満員御礼でデッキに居座り、「おぉ、揺れねぇ!」を連呼かまして
その足回りの素性の良さに感動して終わっていました。
肝心な車内の様子はやっとこさ本日ゆっくりと味わえたので、
ぬるく続けてるこのコーナーの第9回目として様子を簡単に。

IMGP8780.jpg
デハ2110とモハ2100は集団見合い式にクロスシートが展開する構成。
外観は言うまでも無く車内も基本的にはN'EX時代を踏襲しています。
ざっと見て変更点は枕カバーがロゴなしのモノに変わったくらい…?
アームレストはソフトパッドを入れ、表皮をレザー風に仕上げた代物。
これがまた肘の置き心地が良く骨ばった人でも痛くないはず。

ちなみに253系時代は一度も乗った事がありません。
なんつったって海外行った事ありませんから。

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ど真ん中は大型テーブル付きのボックス区画。
ハットラック式の荷棚、片持ち式で荷物置場にも使える足元空間もそのまま。
温泉帰りに大量のまんじゅう買い込んでも荷物の置場には困りません。
シートはリクライニング機構は無いものの適度に角度がついていて、
40分少々の乗車時間なら苦にもなりませんし、
2000系もワンマン化後に集団見合い式に固定されていたので、
ユーザーとしてもこのシート配置は違和感なく飲み込めたのではないでしょうか。
…JR時代は非難の嵐だったとかそうでもないとか?

IMGP8784_20110528235147.jpg
クハ2150も基本的にはJR時代と大きな変化はなし。
新製時はクロとして落成するも個室以外はハザへ格下げされ、
シートはJR東日本の特急車でお馴染みのリクライニングシートに換装、
個室はそのまま残され、長電ではSpa猿~んとして営業継続。
3両ある車両の中でもクハ2150はリクライニングシート装備、
そして個室とちょっとだけ特別車両の雰囲気を醸し出しています。
ヘビーユーザーはその差に気付き指名乗車するとかしないとか…
荷棚はごく普通のタイプですが、読書灯などは省略されています。

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リクライニング角度は思いのほか深く、座面スライド機構もありクロスより快適。
倒さないとほぼ直角に近い状態になるので、リクライニング機構に気付かないと
とんだ拷問席になりかねない罠を備え持っています。
本日も拷問に耐える老夫婦が見られ他人事ながら腰を心配してしまいます。

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デハとモハには読書灯とエアコン吹き出し口が。
80年代後半~90年代初期に改造や新製された車両にはよく見られた読書灯。
昼間でも点灯させると手元がとても明るくなり、
本を読むには目に優しい装備。長電に来てもしっかりと機能します。
エアコン吹き出し口は暑い時にはとても良い装備。
ダイレクトかつピンポイントで風が当たるので真夏は重宝しそう。
が、実際に使ってみましたが目が乾き読書灯の優しさを搔き消す結果に…
※個人差があると思われ

IMGP8836.jpg
クハ2150にある装置。
すっきりとした天井にデーンと張り出したけったいな装置。
キノコ型クーラー積んだ489系辺りを彷彿とさせるこの装置、何ぞ?

IMGP8790.jpg
洗面所やトイレは使用停止扱い。
洗面台はステンレス板で塞がれるも鏡や照明の機能は生きていて、
ちょっと化粧を直すなり携帯電話の通話スペースに使うなど、
完全なデッドスペースにはならずに済んでいます。

IMGP8844.jpg
車内の表示装置も活用。
停車駅案内から広告まで何でもこなす1台。
自動放送も使用され、JR時代と比べ車内設備で使えなくなったのは便洗面所位か。

とまぁおおまかに2100系の車内を。
2000系に比べると車内の快適さは大幅に進歩を遂げる形となりましたが、
定員134名と大幅にダウン。(2000系は確か300名位)
朝の2Bとかどうなっているのか、一度乗ってみたいものです。

次…2100系ときたらゆけむりでもいっておきますか。写真そろえなければ…

| 車内散策 | 00:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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車内散策~419系近郊型電車~

国鉄時代末期に迫った80年代。

列車増発で長大編成を先頭改造し編成を短縮する代わりに、
編成本数を増やして増発など様々な改造が盛んに行われていました。
極力新車を作らず本数を増やす為の苦肉の策とも言えますが、
増発は各地で歓迎されたようです。

しかし、交流車は価格も高く当時の国鉄の台所事情では417系や713系を
バンバン増備する余力も無く、東北や北陸は特急増発で余剰の
急行型が近郊改造を受けてローカル輸送にあたる事となったのですが、
それでも車両数が足りず登場する事になったのが419系と715系。

種車はもうご存知581・583系。
寝台特急車を近郊改造とは当時の開発陣も発想力が豊かと言うか、
そうでもしないとやってられなかったのか…
何はともあれ後にも先にも「ひょうきん族」と名乗るに
最もふさわしい車両がデビューする事となりました。
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前置きが長くなりましたが、今回は最後まで残ったひょうきん族419系の車内を。

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車内はボックスは一部残し両端にロングシートを新設したセミクロス仕様。
3段寝台を設けていた事もあり屋根は高く開放的ですが、
如何せん元の窓が小さいのでうす暗いイメージは拭えず。
ボックスの上は寝台のセットがそのまま残っていて、
どこかのニュースサイトで見ましたが一応展開も出来るようです。
…何か出てきそうですがね。
網棚にとりあえずぶら下げた感たっぷりの吊皮もなかなか良い味出してます。

IMGP9107.jpg
ボックスは寝台特急時代のまんま。
登場してしばらくは「これで」特急料金を取られていた訳で、
初代N'EXの253系がぼったくりだ云々騒いでもいられません。
短足な自分は向かいのシートに足を投げ出すのも一苦労なシートピッチ、
ボックス間1900mmピッチらしく流石元寝台車。
窓側には寝台時に邪魔にならぬよう壁埋め込みタイプで、
これが意外とジャストフィットで使い心地は◎。

IMGP9109.jpg
一応窓も開きます。
ゴツイユニット窓がはめ込まれやや眺望性は落ちます。
それにしてもシート本体の堅牢さはお見事。
寝台を支えるだけありしっかりした作りです。

乗り心地は183系他国鉄特急型と同様に良好ですが、
何を思ったかギアだけは101系の通勤型から流用なので、
185系以上に悲鳴にも似たMT54の響きを堪能できます。

IMGP9097.jpg
車内のど真ん中は快適広々ボックスにおまけ程度のロングシートですが、
車端部辺りにこの車両の苦労がチラホラ。
クーラー?何らかの機器でロングシートがぶった切られてる箇所も。
3人くらいが掛けられそうな小じんまりしたロングシートがあり、
ちょっとしたセミコンのような気分にもなれ…ないな、これ。

IMGP9100_20110310231606.jpg
出入口と客室の間にも機器室が。
元々デッドスペースが多い車両ですが改造後も健在。
パン下中段で人気のM'の車端部は低屋根構造。
蛍光灯はカバーが付けられ少し高級感あります。

IMGP9101.jpg
クハの洗面所回り。
583系時代は便所が2か所、向かいには洗面所が設けられていましたが、
419系改造後は便所1ヶ所は業務用として閉鎖され、
洗面所は土台が撤去できないのか、する気が無いのか
とりあえず被り物で隠してあります。
綺麗に撤去された車両もあり編成によりけりのようですが…

IMGP9098.jpg
ドアも種車時代のまま。
半自動機能が付いているので真冬の北陸路もへっちゃらですが、
人一人がやっとすり抜けられる幅しかありません。
バリアフリーのバの字も感じられません。

JR化後には特急車の各停運用が各地で増え始め、
妙高やくびき野など全く手を加えず使う例も当たり前に。
意外と583→419改造ってお金掛っていたのでは…?

そんなひょうきん族も当初は改造10年程度使えればいいと言う考えで、
東北と九州の715系は予定より少し長く使った98年頃には全廃。
北陸の419系は代替車両もなかなか登場せず改造から26年走り続けましたが、
ついに後継車登場により明日を以て完全撤退となるようです。

食パンよ、ご苦労さん!

| 車内散策 | 23:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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車内散策7~189系長野車~

やっとこさこのカテゴリも7弾目。
車内の写真を撮るのも始発の扉扱い直後やガラ空きの時でも無いと
出来ないのでなかなかネタが進みません。

という事で今まですぐ出せそうで出ていなかった189系長野車を。

実車については今更説明を入れる程ではないのですが、
元あさまの車両がそのまま妙高や臨時あずさ等で活躍しています。
N101やN103のTcを除けば新製後長野に配属されてから
ずっと長野を離れることなく信越線一筋な車両でもあります。

さてその車内を…
まずはあさま時代に指定席区画だった車両から。
IMGP0975_20110116001929.jpg
90年から開始されたグレードアップ改造ですが、
施工は11連のN200台の編成のみで9連は特に手が加えられず、
同じ指定席ながら随分と差がつく事に。
あずさも非グレードアップ編成はモケットの張り替えやセミバケット化で
ごまかしていたのであさまもそのまま…と思った矢先、
92~3年のあさま色への塗装変更と同時に指定席はリフレッシュ。
R51ANからR55系の座席へと換装されたのでした。

IMGP2821_20110116002400.jpg
IMGP2190.jpg
GU編成の後期改造車とほぼ同様のシートとなりましたが、
シートピッチや側窓の拡大は行われず、座席換装と床板張り替えのみ。
シート自体は元々の脚台を流用しているため、
足元がやや窮屈ですが苦肉の策(?)で蹴込みが入れてあります。
でもあるのとないのとでは随分違うので驚きます。
モケットはあさま時代から貼り替えられ、あずさのGU車初期と同じモケットを纏い、
外見はあさまだけど中に入るとあずさという不思議な光景に。

シート自体はクッションが抜けてきたのかケツがズボッと沈み込み、
長時間座っていると何度か座りなおす必要も(おれだけか?)
まぁ見ての通り経年劣化が生じているのは間違いなく…

IMGP2820.jpg
R55系と言えば背面テーブル付きが鉄板。
小柄ですがお弁当の一つは余裕で置く事が出来るので、
あさま時代はこのテーブルに釜めしをドンと置いた人も多い事でしょう。
テーブルも最近では展開しても水平を保てない個体もチラホラ。
当時と同じように釜めしを置いても大丈夫かいらぬ心配してしまいます。

そして自由席区画。
IMGP0977.jpg
リクライニングロック可能なR51ANがズラーッと。
GU車が登場し指定席の居住性は抜群に良くなったのですが、
自由席はモケット張り替えとカーテン張り替え程度の改造で済まされ、
通常期510円の差でここまで格差がつくのか!と驚く事態。
リクライニング角度も1段ロックながらR55とほぼ同角度まで倒れ、
バケット化もされ座り心地はなかなか良かったりするのですが、
テーブルも無ければセンターアームレストも無い。
指定席に比べると居住性は良くないのですが、
オリジナルの車内を色濃く残している面ではアリ…なのか?

6b53[1]
あずさ用の非GU編成は自由指定構わず普通車はR51ANでした。
特に改良を加えなかったのは長野新幹線開業で余剰になる
189系をあずさに回す計画があったからなのでしょうか。
当時の背景はよく分かりませんが189系に置き換えられていった
183系非GU車は数知れず…

置換えの話が出るとGU車だ、やれ78年製造車だから残るだの言えていましたが、
今となってはアコモも製造年も関係なく廃車になる時代。
妙高も運行開始から14年目に突入ですが、2014年の新幹線延伸でどうなるか。
この車両の運命はどうも新幹線に委ねられているようです。

| 車内散策 | 07:00 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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車内散策6~しなの鉄道169系~

じわ~っと続くこのコーナー。

第6弾は先日ゆっくりと車内を見学する時間があったしなの鉄道169系。
今更言うまでも無く元をただせば国鉄急行型の169系で、
製造から40年以上が経ちますが今もなんだかんだで現役。

急行型と言えば端から端までズラッと並んだボックスシートが定番ですが、
急行天竜の流れを汲む急行かもしか時代に室内外のリフレッシュが図られ、
長野区の169系は湘南色からNストライプの斬新な塗装に、
車内は0系新幹線からもぎ取ってきた転クロが並び、
「新急行」と名乗るにふさわしい出で立ちとなりました。

かもしか自体は長く続かず、88年には快速みすずに格下げとなるも、
車両自体は98年まで169系が主に使われ、乗り得列車の一つでした。

97年のしなの鉄道開業により有料快速向けに169系が譲渡される訳ですが、
ATS-Pを搭載していない長野区の169系をしな鉄に譲渡し、
みすずにはATS-P搭載で更新車の松本区改座車(189系由来のR51装備編成)を
回すと言った転属が発生しましたが、みすずからの169系撤退は98年12月。
改座車でのみすずはそう長く見られませんでしたが、
ATS-P搭載の強みを活かし晩年は団臨や急行アルプスで関東に顔を出すなど、
広範囲で活躍が見られましたが2001年に引退。

皮肉にも(?)未更新のしな鉄169系が最後の現役車となり、
今じわじわと注目を浴びつつあります…

と前置きが長くなりましたが、車内の様子を。
IMGP1589.jpg
車内は0系新幹線や200系新幹線でお馴染みのD21/D23型リクライニングシート。
一部編成は改造当初0系の転クロをモケットそのままに使っていましたが、
JRになってから全編成新幹線捻出のシートに換装。

シートモケットはオリジナルの物に張り替えられ、
以前より車内の雰囲気はだいぶ明るめになりました。
通常の運用ですと大抵写真のようにボックス状態で走っていますが、
「回転できる」事を沿線利用者も知っていて、各始発駅を中心に
がったんがったんとシートを回す音が車内に響き渡りますw

IMGP1588.jpg
ピッチは国鉄特急型よりやや広い940mmらしい。
確かに妙高の189系より若干足元に余裕が感じられます。
シートモケットは変わっていますが、アームレスト側面の布張りに
新幹線時代の名残りがさりげなく残されています。
東北新幹線ユーザーには懐かしくも、3列が回転できない集団離反式で
苦渋を味わった思い出がある人も多いのでは?

IMGP1542.jpg
しな鉄でもリクライニング機能は生きています。
窓側が通常状態、通路側がリクライニング状態。
ロック解除をしケツで座面をスライドさせると連動してリクライニングする
R51をはじめとする国鉄型お馴染みのカラクリですが、
リクライニング量は気持ち倒れたか?程度。
そんなんでも実は「フリーストップ」リクライニングで初めて使った時は
「お!?」と思ったものです。
…どうせ1段リクライニングだ!と思っていたんだけどw

IMGP1543.jpg
背面テーブルと網袋はつい最近まで残っていたのですが、
モケット張り替えと同時に撤去してしまったようです。
テーブルが撤去されただけで随分とすっきり見えますが、
相変わらず背面はカバーがせり出しているためやや圧迫感が拭えません。

IMGP1541.jpg
そしてデッキの仕切り。
ドアは色ガラスがはめ込まれ、それこそ200系を意識したかのような
自動ドア風の物に取り換えられていますがエコなことにハンドパワードアw
仕切り自体は木目調のシックな感じに仕上げられていますが、
経年劣化は避けて通れず最近は木目がはがれたり傷みもちらほら。

そして分割運用があったかもしかやみすず時代の名残りが
非常通報装置の上にあるサボ受け。
末期は使っていなかったような気がしますが、
8連だった2532Mは前後で「長野→飯田」「長野→上諏訪」のように車内に
それぞれサボが差し込まれていた時代もありました。
知る人ぞ知る隠れサボでした。

D21/23のシートもアコモ改善にはひっぱりだこになったシートで、
この169系以外にも多々転用され、富山地鉄でも採用されるほどでしたが、
流石に今ではしな鉄と富山地鉄位しかその姿を見なくなりました。

普通や快速でちょっと乗る分にはとても快適な座席だと個人的に思います。
今、新幹線でこれだったらきっついですが

次回・・・189系位しかネタがありません。

| 車内散策 | 03:33 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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車内散策5~長野地区115系~

車内散策。
こんなカテゴリ作ったのすっかり忘れていましたが、
ある程度ネタもたまってきたのでぼちぼちネタを上げていきます。
まずは近郊型を数種類。
IMGP9539.jpg
今も長野県内の東日本管轄の電化路線で主力となっているのは115系。
1000番台を中心に中央東線では一部300番台も走っているなど、
新潟県内には負けますが細かい所ではバリエーション豊かです。

IMGP0745.jpg
115系の非リニューアル車。
誰もが一度は目にした、乗った事があるであろうこの配置。
近郊型は3つドアのロングとクロスが混在したセミクロス配置が鉄板です。

長野地区の非リニューアル車はがっりちとしたフレームのシート、
そして寒色系でまとめられた色使いと国鉄を色濃く残しています。
塗装はコロコロ変われど一貫して室内に手を加えられないのも希有な例?

IMGP0746.jpg
ボックスシート区画。
直角にそびえ立つ背ずり、バネの効いたクッション。
長時間乗るには拷問に感じるも、近距離をちょっと乗り通すには
何ら苦に感じなかったりします。
急行形より横幅が狭く窓側の席にアームレストが無いので、
窓側に座った際は腕の置場に困る事も…w
窓枠に付いたテーブルもお茶を2本も置けば満杯。
お弁当何ぞ置けたものではなく無いよりマシ程度。
ここは近郊型として国鉄も割り切った部分ではないでしょうか。

IMGP0747.jpg
ロング区画。
1000番台の車端部はロングシートで展開されているので、
ラッシュ時は好んで車端部に乗り込んでいました。
優先席では世の流れに乗ってオレンジ色の吊皮、専用のモケット張りになっています。
しかしシートの本体自体はオリジナルの物を使っていて、
必要最低限しか手を点けてない辺りに潔さを感じます。

続いてリニューアル車。
99年頃から初期車を中心に室内や機器のリフレッシュを行った
リニューアル編成が登場し、しなの鉄道の115系にも波及しています。
で、ここではしな鉄115系のリニューアル車を。
IMGP0615_20101004184224.jpg
配置はセミクロスと近郊型の鉄板。
シートは完全に新規作成の物へと換装され、座面もセミバケット仕上げとなり、
パッと見た感じはとても座り心地が良さそうな仕上げ。
実際に座るとバネが効きすぎたオリジナルのものとは正反対、
やや硬めのウレタン上にダイレクトに座る事となります。
209系を筆頭に広がりつつある座席の座り心地が好みで無いと
お勧めできる座り心地ではないかもしれません。

IMGP0613.jpg
クロス部分。
硬めのシートが好きな自分にとってはとてもいいシートなのですが、
リニューアル車の難点として背ずりの高さがなぜか低くなり、
場合によっては背面の人と後頭部をゴッツンこしてしまう罠。
だらしなく寄りかかる事も出来ず適度な緊張感を要します…w

ちなみに、長野総合車両センターにて製作している座席のようで、
長野としな鉄に加え新潟地区の車両でも採用されています。

IMGP0614.jpg
優先席区画。
しな鉄の車両は吊革のオレンジ化はされていませんが、
モケットは東日本の物と共通柄になっているので、一目で優先席と分かります。

国鉄時代に新車で投入された長野地区の1000番台。
質実剛健が売りの国鉄形ですから30年近くたった今も、
リニューアルによって陳腐な感じが拭い取られているのを見ると、
長野支社もこのまま115系を使い倒すのかと感じてしまいます。

置換え話も出てはきても噂話レベルで止まっていますし、
さてこの先どうなるのでしょうか。

| 車内散策 | 19:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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